【日本デイケア学会 第21回年次大会 金沢大会】
~地域に選ばれ地域に活きるデイケア~未来にかがやきを~

第21回日本デイケア学会が10月13日~14日、金沢市歌劇座にて開催され、当院デイケアからは3題の口演発表を行いました。

『デイケアプログラムで当事者研究を実施して』
「当事者研究」は、べてるの家が発祥の「自分を助けるプログラム」で、平成26年に関連施設主催で行った当事者研究講演会をきっかけに、利用者からの熱い要望で、同年10月より当院デイケアで週1回『レッツ!当事者研究』をプログラムとしてスタートさせました。今回1年8か月が経過し、これまでの取り組みについて報告しました。参加者からは、「研究ということで一歩離れてみると、自分に起きていることが見えやすい。」「話を聴いてくれる仲間がいると思うと救われる」などの感想を頂いていますし、「生きづらさや困難を解消する知恵と力は当事者自身の経験の中にある」(向谷地氏)ことをまさに実感しました。発表に際してはかなり緊張しましたが、質問もいただき有意義な時間となりました。有難うございました。

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発表者:デイケアセンター ピア
臨床心理士 尾崎

 

平日の開催に関わらず、全国から多数の施設が参加されており、多くの知見を得ることが出来ました。
昨今の精神科デイケアのテーマは「リカバリー」「当事者主体」だと感じています。
日々の臨床でも勿論ですが、今回の学会でも同様でした。
今支援者に求められているのは、ご本人様のご希望に如何に沿えるかだと思います。
それは単に職種や資格ではなく、しっかり対話する力、支援者自身の引き出しだと感じています。本学会を通して、また少し引き出しが増えそうな、ちょっとしたワクワク感を得ることが出来ました。

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発表者:デイケアセンター ピア
作業療法士 野倉

日本デイケア学会にて、平成24年から実施しているWRAPクラスの実践報告をさせていただきました。WRAPクラスを行う事で得られた参加者の新鮮な反応や、デイケアスタッフとWRAPファシリテーターである自身への問いかけや課題をまとめることで、デイケアプログラムとしてWRAPを行うことの意義が、すこし整理できたように思います。さらなる研鑽を重ね、デイケアが利用者にとってリカバリーにつながる場所となるよう努力していきたいと感じています。文末になりましたが、デイケア学会での発表という貴重な機会を頂きまして、ありがとうございました。

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発表者:デイケアセンター ピア
精神保健福祉士 深田